合わせ法から一刀法、太刀取りへ

まずは、稽古の内容です。

剣術
合わせ法1~4、気結びの太刀、1刀法、太刀取り
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、正面打ち1教表・裏、横面打ち入り身転換投げ、呼吸法
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一刀法

かなり昔の稽古動画なのでちょっと恥ずかしいのですが、次のようなものを一刀法として稽古しております。

合わせ法と似ておりますが、一重身を使って相手に入り身し、太刀を頭上に持っていくのが異なります。

要するに、合わせ法を一歩実戦的にしていると考えれば良いと思いますが、合わせ法を十分に稽古して、そこそこ合わせて動けるようになった後に稽古を行う型です。

この稽古では、相手の剣を躱していく必要があります。相手は真っ直ぐにしか切り込まないので、大きく横に開いて、タイミングと間合いを合わせる稽古をすれば良い、というものではありません。

相手をよく見て、できるだけ変化できない状態まで引き付けてから、こちらは一重身に変化し、太刀を躱して面を打つのです。

避けるのは、前足一足分だけです。それに合わせて、後ろ足を上手く捌いて、ギリギリのところを躱していく身体操作を求めなければなりません。

これが出来てくると、太刀取りの入り方がぐっと良くなると思います。一見単純な動作ですが、考えなく繰り返してはいけません。毎回、相手とのやり取りを考えながら、より現実的な型に近づける事が必要です。

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