杖術の精度を向上させる

杖 上段受け 開祖 植芝盛平翁

この日の稽古の内容です。

杖術
陰陽進退、素振り、左右転換
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技斜め片手取り1教表・裏、座り技呼吸法
目次

陰陽進退にこだわってみました

tue陰陽進退は、杖の合わせ法の縦バージョンとして稽古しております。

合わせ法の稽古目的は、動作のタイミング間合い完全に一致させることです。それの縦の動きバージョンなわけです。

つまり、目的は同時に動く事なわけですから、本来ならばお互いが動作を確認しながら交互に稽古するものではありません。

しかし、この型の中には重要な杖の操法がいくつも入っています。31の組杖にもそのまま使う事ができるので、是非とも一つ一つの動作の精度を向上させておきたいところです。

精度を向上させるためには、ゆっくりと稽古することが大切です。ゆっくりと綺麗に稽古することを何度も繰り返して、徐々にスピードとパワーを加えていきます。その後、スピードとパワーを維持したまま、柔らかさを加えていく事になると思います。そして、また精度を求めます・・・・。

僕は、武器技の精度については勝手に向上していかないと思います。 稽古すればするほど、強く打てるようになるし、早く打てるようになりますが、それはあくまで身体能力の向上からくるものだと思います。

精度を高めるためには、握り方の工夫をしたり、最短の操法はどう使うのが良いかを考えたり、じっくりと自分の杖の使い方を振り返る事が重要だと思います。

そういう意味で、現状で、僕が良い使い方だと考える杖の操法を、じっくりと稽古してみました。是非、ご自身で再確認しながら、さらに自分なりの工夫も加えて、良いものにしていってください。

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