多賀B&Gでの稽古をした時に、エイサー?よさこい?の稽古をされているのを目にしました。
もっと日本的なものかと思っていましたが、動きはダンスに近いものなのですね。
息子がダンスを習っているのですが、それの簡易版のような動きでした。
もちろん、それはそれで美しいのですが、日本的な動きにも美しさは存在すると思うので、織り交ぜたら面白いなと思います。
あくまでも動きの話であって、行動や恰好は日本的だと思います。
まあ、あんまり手軽に日本的な動きを学べてしまうと、僕らの出番が無くなってしまいますが・・・(-_-;)
合わせ法・一刀法
指導している動きと、稽古されている動きが違う場合、どうすれば良いのでしょう??
具体的に言えば合わせ法と一刀法の違いです。
合わせ法は合わせるという感覚を磨く稽古です。
合わせる事には、タイミング、間合い、呼吸、など色々なものを含みます。
一方、一刀法は実戦感覚の研究です。
体を捌く、躱さない、動かない、見切り、など難しい感覚を学びます。
当然ながら、合わせ法と一刀法は同じように稽古してはいけません。
しかし、両方の型はかなり良く似ていますから、単調に稽古を繰り返してしまうと、両方の中間のような稽古になります。
しかも、何となく動いているのが楽しくなってしまい、予想外の何かを身に着けてしまったりするのです。(^_^;)
自分との闘い
こんな時、僕はいつも自分と闘います。
正直に言えば今回は少し負けました。(^_^;)
どういう事かと言えば、一刀法の指導をある程度までにとどめたのです。
合わせ法と一刀法の違いを説明するには、少しの時間では足りません。
説明だけでそうなので、実際に理論に沿った稽古が行われるためには、もっと多くの時間が必要でしょう。
いつもの僕なら、その日の稽古を全部潰してでも・・・と考えるでしょう。
間違った事を染みつかせてしまうと、修正に倍の時間がかかる事を理解しているからです。(^_^;)
しかし、審査も近づいてきましたし、他にも色々習得してもらわないといけないものが有ります。
ですから、自分に負けて、何度か説明を行うだけで、相手が理解できているかの確認を飛ばしました。
ま、ある意味、一刀法へ稽古を繋げてしまったのが大きな間違いなのですが、今度じっくり稽古しますので、ご容赦願いたく思います。m(__)m
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