午前中は合気剣入門講座に参加してきました。
下記が入門講座の内容です。
素振り、合わせ法1~4、気結びの太刀、体術への移行
特に重要なのが「合わせ法」です。
合わせ法~気結びの太刀は、合気道では奥義に位置する技のようです。奥義でもあり、全ての技の基本でもある、という位置づけのようです。
そのため、合わせの理合いが、組太刀や体術など、合気道全般の技の中に活かされている必要が有るのです。ですから、一見簡単に見えるような合わせ法の稽古にも、趣旨を理解して真剣に取り組む必要があります。
一番注意すべきなのは、合わせ法の目的は相手の剣を避ける事では無いという事です。そして、合気道という武道の根幹には「合わせる」という理合いが存在するという事を知る必要があります。
それを表現する形で、最終的には体術も披露されました。合気道における合気剣の役割がコンパクトに表現されており、素晴らしい講習会だったと思います。
目次
滋賀支部での稽古
夜は滋賀支部の稽古でした。
杖術
素振り11~15、素振り31の杖、組杖12まで
体術
色々な取り方の1教、斜め片手取りの1~4教表裏、入り身投げ、四方投げ、小手返し
素振り11~15、素振り31の杖、組杖12まで
体術
色々な取り方の1教、斜め片手取りの1~4教表裏、入り身投げ、四方投げ、小手返し
下地を構築する稽古
審査を目前にして、初心者や初級者を指導している時に思うのは、技の稽古のみを行っていると体術的な下地が育つスピードが遅いという事です。
下地を構築するために、毎回行う基礎体操のようなものを構築した方が良いのだろうかと思います。
当会には、剣術や杖術が存在する分、自己鍛錬がしやすいです。その分、中心線の強化、体力的な下地の強化は早いと思います。
それは、呼吸力の認識・養成、体軸の強化、姿勢の矯正、などに大きな効果を発揮しますが、体の動かし方や、基本的な体捌き、などの部分では不足があります。
武器技の自己鍛錬と組み合わせてできる、体術に必要な要素をまとめたものがあると便利だろうなと思います。
一連の自己鍛錬方法の開発に着手してみようかと思います。いつ出来上がるのかは全く不明ですが・・・(^_^;)
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