彦根市立鳥居本中学校での稽古でした。
稽古内容は次のとおりです。
行
淡路之穂之狭別の行、天之鳥船、振魂の行
杖術
横の合わせ
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、正面打ち込み一教、正面打ち込み入り身投げ、片手取り四方投げ
淡路之穂之狭別の行、天之鳥船、振魂の行
杖術
横の合わせ
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、正面打ち込み一教、正面打ち込み入り身投げ、片手取り四方投げ
陰陽進退(縦の合わせ)に比べて、横の合わせ(左右転換)は簡単なように感じます。
しかし、正確な稽古を心がけるのであれば、本当は難しいのです。
特に、あくまでも横の線を使って稽古するという点を守って稽古すれば難しくなります。
横の合わせ(左右転換)に熱中してくると、どうしても、少し前に進んだり後ろに下がったりしてしまうようです。
横の合わせ(左右転換)の動きは、前後を使わずに左右への転換を使った動作で構成されています。
つまり、わざと横への転換動作を行い、体が流れ、腰がねじれ、杖が流れるような状態にして、それでも、しっかりとした打ち込みができるように鍛錬していく稽古なのです。
そこへ縦の動きを混ぜてしまうと修練の効果が半減します。縦の動きが少しでも有ると、後ろ足の使い方が違ってしまうからです。
ですから、この稽古についても、自分の動きに注意して正確な動作を繰り返すことを優先するのが良いでしょう。
その後に、打ち合うような稽古を重ねていけば、丁寧で激しい稽古になっていくと思います。
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