鏡開き・初稽古・昇段演武

osyougatsu皆さま、あけましておめでとうございます。

武産会京都・滋賀道場の両方が1月8日(日)に初稽古でした。

今年の鏡開きでは、私も昇段させていただく事になりました。本年から5段となります。

5段は演武で伝達されるとの事でした。それで、演武をする事になりましたが、内容が思い浮かびませんでした。(^_^;)

演武にはテーマが必要だと考えています。5段にあたり何を表現すべきか・・・かなり悩みました。

悩んだ末に、指導の心得を表現することにしました。

つまり、体の転換、立ち技の呼吸法、1教、座り技の呼吸法、で稽古の流れを表現しました。

それと、精神面を表現するために禊の太刀を行いました。

ただ、終わってから「何で四方切りしたのですか??」という質問を受けました。

あれ?? 僕、四方切りしてましたでしょうか??(^_^;) 体が勝手に動いたのかな??

5段といえば、かなり重い段位です。それに似合う形で成長しないといけません。

今後いっそうの努力を致しますので、よろしくお願い致します。

目次

京都での初稽古

初稽古の内容は、座学と稽古が混ざったような内容でした。

はじめに、一霊四魂三元八力の、特に、一霊・四魂を、技にどのように活かしていくのかという点をご指導いただきました。

一霊の説明では、言霊の妙用に関してお話がありました。

これは、簡単に言ってしまえば、気合を使う必要性と意味をご指導いただいたのですが、かなり勉強になりました。

結論まで書いてしまうと簡単なので、自分でも考えてみて欲しいのですが、「エイ」は断ち切る「イエイ」は導くのだそうです。

この2つには大きな違いがあります。両方の性質をよくよく考えてみれば、二つの気合の使い方がおのずと見えてくると思います。

水火の結びの図を覚えている人は、あの図に照らして考えてみてください。さらに、面白い仮説が色々と沸き起こると思います。

四魂の説明は、技の色合いについてのお話だと考えれば良いと思います。

ここでは、合理精神だけでなく、感性も利用して理解することが必要です。

四魂の4つを、言葉で定義して細かく捉えるのではなく、漢字の持つイメージで捉える方が良いと思います。

良い合気道の技とは、四魂がしっかり含まれた技の事だと思います。

敢えて、単純化して一例をあげると、協調性が高く、美しく、豪快で、合理的なもの、となるでしょう。

そして、合気道には、四魂の各性質を高め易い稽古方法が3種類存在します。それが3元だと思うのです。

指導者である僕は、どの稽古方法が何を高めるのか、その点を充分に認識している必要があるでしょう。

得るものが多くて、自分でも不思議な稽古でした。

5段になるならこのくらい知っておけ・・・という、樋口師範の呆れ顔が目に浮かびます・・・。(^_^;) 

滋賀道場の稽古

休みが多くて超少人数でした。

なのに、見学の方がいらっしゃいました。

初稽古で見学・・・これは、滋賀道場が発足してはじめての出来事です。

できるだけ具体的に合気道をお見せしました。

これを機会に合気道の世界に踏み込んで頂けると良いのですが・・・。

それでは、本年もよろしくお願い致します!!

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