3の太刀の稽古の特徴とは?

組太刀 構え

12月に入りました。

今年も最後の月になりました。一年が経過するのは本当に早いものです。

彦根道場も、多賀道場も、あと少し頑張っていきましょう。

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3の太刀の稽古の特徴

0181の太刀に似ていますが、全く同じではありません。

当会の場合、1の太刀よりも接近した間合いでの組太刀として稽古しております。

その為、1の太刀に比べて、相手が切り込んで来るのをグッと我慢しなければなりません。

型稽古の場合、型に合わせて次々動いてしまう稽古をしがちですが、それでは稽古になりません。

どの型にも、学びたい内容があり、その内容を勉強するために必要な条件を整える必要が有ります。

3の太刀においては、引かずに、近い間合いで敵の剣を捌いていくという内容を稽古したいので、相手が動いたのに合わせて間を取ってしまう稽古をしないようにしたいものです。

接近状態での剣

接近した状態ではあまり大きく剣を動かさない事です。

剣を使って相手の剣を払おうとすると、当たり前の話ですが、自分の正面から自分の剣が無くなってしまいます

前面に構えた剣は、そこに在るだけで一定の防御になるものです。少なくとも相手は直進してこれません。太刀を躱して回り込んで打つ必要が生じます。

この相手を回り込ませるというのも、一つの重要な理合なのだと思います。

ところが、相手の剣を大きく払おうとして、自分の前の前から剣をどけてしまうと、相手が真っ直ぐに入ってこれるようになります。

これを防ぐためにも、自分の剣が、いつも相手との間に在るようにし、さらに、剣先を相手の喉元につける事によって、相手に剣の存在を意識させる事が大切です。

ま、ここら辺の事は、文書で表現するのは難しすぎますね。(^_^;) 

稽古に参加された際に、これどういう事?? と聞いてもらえたら、その時にゆっくり説明します。

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