今日は、稽古の内容とは関係の無い記事です。
合気祭で樋口師範がお話された中で、足早に説明された部分「一霊四魂三元八力」について、将来の自分の為に少し書こうと思います。
気になって色々調べてみたら、この言葉は、古人が感覚的に認識した人間の構造枠のようです。
つまり、四魂という精神部分、三元八力という肉体部分を説いています。
開祖によれば、これは宇宙の原則とも言えるものであり、人間構造と宇宙の原則は同じと説かれていると思います。それはつまり「我即宇宙」という事になるのでしょうか?
これで、我が内に宇宙が存在すると認識した・・と言っても良いのでしょうか?? ちょっと浅いか。(^_^;)
いずれにせよ、宇宙原則の基に成り立っている合気道の技も、この一霊四魂三元八力の原則で構築されなければならないはずです。
今回は三元に注目
四魂というフレームを技に活かす話は、あまり自信が無いので別の機会にします。
今回は、三元について合気道でどのように考えていけば良いのか、それを現時点での自分の仮説としてまとめておきます。
気体・液体・固体(三元:流体・柔体・剛体とも言われる)が八力によって調和されて存在しているのが人体、というのが古人の考えなのですが、この構造を合気道の技にも同じように適用してみます。
合気道では、気の流れの稽古、柔らかい稽古、固い稽古、の3種類の稽古が存在します。この稽古方法は合気道の技に必要な3元を養成する稽古だと仮定することができるでしょう。
3つの稽古方法をしっかり行って、気(呼吸力の妙用)・脱力(柔らかい技・柔の技)・しっかりした土台(固い技・剛の技)を充分に養います。
そして、最終的に、総ての要素を合わせた技を使うのが合気道なのかもしれないと考えています。なぜなら、人体も3元が合さってできているからです。
3種の稽古のどれが欠けても、真の技には至れないのかもしれません。指導者として気を着けないと・・・・。(^_^;)
まあ、将来は違う理解に至るかもしれませんが、現状ではこういう仮説で稽古をしていても悪い結果にはならないだろうと思います。そこが、開祖のお話の凄いところかもしれません。
そして、樋口先生のご指導には3元を養う方法がしっかり入っていると思うので、それを見習って指導を考えていけば良さそうです。頑張ります!!
コメント