この日は次に様な稽古をしました。
杖術:素振り確認、陰陽進退、組杖の5
体術:呼吸力の確認
体術では、『立ち技の呼吸法』の受け側の手の取り方を中心に稽古しました。
何気なく相手の手を取らず、呼吸力を使って相手の手を取ることを稽古しました。
呼吸力を使って相手の手をつかむという行為は、相手を抑えるという意味を持ちます。つまりは攻撃だということです。
仕手は、まずこの攻撃に対して自分自身を守る必要があります。
そこで、手を取られた段階で、手を開き、呼吸力を出して、相手の自由にさせないようにし、そこから技へと入っていくことになります。
ここをボーーーっとしていると、グッと入ってこられてしまい、呼吸力で肩を抑えられてしまいます。
そうなると、そこから返すのがとても大変になります (^_^;)
しかし、返さないと技そのものが上手くいきませんから、ここを何とか返していく稽古が必要です。
地味なんですが、本当に呼吸力を利用した稽古をしたいなら、こういうやりとりの部分は無視できません。
相手とのやり取りをしないまま動き出してしまうと、流れで技がかかってしまう為、呼吸力の必要性と意味が理解できなくなります。
呼吸力の養成と、取扱いの方法の研究は、合気道を護身術・武道として利用するための根幹部分の一つです。
斉藤先生のネット動画を見て下さい。この点を解説されている動画もあったと思います。(ごめんなさい、見つけられませんでした。)
ただし、見るだけではわからないものに該当すると思いますが・・・・・・(^_^;)
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