この日は、杖を中心の稽古をしました。
杖術
素振りの1~5、組杖、杖取り
素振りの1~5、組杖、杖取り
杖は普段あまりやりません。合気道は、基本的には剣の理を表現したものですから、どちらか言えば剣を重視してしまいます。
しかし、折角うちの道場へ稽古に来て頂いているのですから、杖も経験して欲しいと思います。いつもとは趣を変えて杖を稽古しました。
杖の素振り
杖の素振りは20本ありますが、今回はそのうち5本の稽古です。
はじめの5本は非常に大切です。ここまで知っているだけで、横の合わせ・縦の合わせ・組杖の一部ができてしまいます。さらに、組杖でさえもそこそこできてしまうのです。
はじめの素振り5本を、とにかくしっかりと稽古してください。
杖と剣は違う
また、剣と杖は違うものだ・・・という認識をしっかり持っていただければと思います。
杖で切ることはできませんから、剣のように素振りするのではなく、突く・叩くという意識を持つことが基本です。
伸びやかで、流れがあり、動きのある素振りをしてください。
体の使い方や、考え方も『杖』に切り替える必要があるのだと思います。(ここは、私の解釈であり、樋口師範の言葉から考えるとそうだと思う部分です。もしかすると違うかもしれません。)
いずれにせよ、剣を重視しているのですが、私自身は杖の方が好きだったりします。
杖を楽しんで稽古して欲しいと考えています。
————- 2015.4.16 追記 ——————
今は剣の方が好きになりました。好みというのはだんだん変化していくもので、それもまた面白いと思います。はじめは杖が好きだという人が多いです。
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