体術に対する杖捌き

杖術
素振り20本、陰陽進退、組杖1、杖捌き
体術
体の転換、座り技(正面打ち、正面打ち込み、横面打ち、片手取り、斜め片手取り)1教表裏、座り技正面打ち4教表裏、四方投げ

杖捌きついて

jyosabaki相手が杖を取りに来たところを、半身と逆方向に崩して投げる技法です。(写真では既にわかりませんが・・)

体術に対する杖捌きとして何本かある型の一つです。

この型のポイントは2つ

①やや手を伸ばして掴むように導く
②上下も使って逆半身に方向を変える

相手の逆半身方向へ力を変えて投げるわけですから、相手の体の前を杖が移動することになります。そのため、やや手を伸ばした状態で杖を掴ませるように導く必要があります。

もし、杖の横までさっと入られてしまった場合は、相手の体の前を使う事ができず、この方法は利用できません。相手が杖を掴んだ時の状態で、この型を使うべきかどうかを判断してください。

少し型を覚えたら、色々な取り方をして相手に意地悪してみましょう。皆であれこれと考えながら稽古をするのが合気道の醍醐味です。慣れたら色々と工夫した稽古に取り組んでみてください。

ちょっと便利

ちなみに、『杖捌き』と日曜にやった『杖取り』を組み合わせれば、その2つだけでプチ演武のようにすることが可能です。

取らせる時に、左右の転換などのバリエーションを加えると、多彩な杖捌きを行っているように見えるのですが、実は同じことをしているという便利??(-_-;) な型になります。

もちろん、武道ですから、沢山の技があれば良いというわけではありません。逆に、同じ技で何十という展開を見せることができれば、それはもの凄いことなので、一応そういのもOKということにしておきましょう。

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