手の開き方

まずは稽古内容です。

剣術
素振り1~7、合わせ1~5、回し太刀の稽古
体術
体の転換、座り技呼吸法、立ち技の呼吸法、正面打ち1教、片手取り四方投げ、横面打ち肘当て呼吸投げ

手を開くこと

手を開くことについてもう少ししっかり稽古しておくべきだと思います。手を開くことの重要性の認識はなかなか難しい事です。そのため、意外と早い段階から小手をだらっと開く人が多いようです。

ある程度開けるようになったのなら良いと思いますが、早い段階(例えば初段くらい)から手を開けない場合は要注意です。きっと必要な事を認識せずに脱力していると思います。

手を開く事で認識できる効果

  • 手を開く事で有効な小手の鍛錬になる
  • 呼吸力の流れを認識しやすい
  • 肩の脱力の稽古になる

特に重要なのが肩の脱力の稽古です。

小手に力を入れずに脱力の稽古をすると、本当にただの脱力になる可能性があります。ですから、小手の部分には力を入れた状態で肩の力を抜きたいのですが、小手を握って稽古をすると難易度が跳ね上がってしまいます。

そこで、小手を十分に開いて指の張りを感じるようにし、その張りを維持したまま肩の力を抜く稽古をします。そうすると、小手にちからを入れた状態で肩の力が抜けた感覚を掴む事ができますので、それを色々な小手の状態で同じ感覚になるように調整していきます。

「力を抜くには、まず入れる事ができないといけない」と斉藤先生がおっしゃっていたのを思い出します。適切な小手の開きを研究してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次