座り技呼吸法の稽古目的

まずは稽古内容です

杖術
31の組杖1~21、31の組杖22~31(予習)
体術
体の転換、座り技呼吸法、片手取り1教、斜め片手取り1教・2教、片手取り入り身投げ、座り技呼吸法

合気上げや座り技呼吸法

合気上げや座り技呼吸法の本当の意味での目的ってなんでしょうか?意外といろいろな理屈と結果があるようです。ネット検索してみても色々な情報に出会います。

ページを書いた人が、合気道修行者か、大東流修行者か、でも考えが異なるようです。大東流では「合気上げ」という名前で、合気道では「呼吸法」として稽古されていますね。同じものだという人もいますし、違うものだという人もいます。

ただ、大東流の方は上から抑えるように掴んでいるケースが多いですね。合気道の場合は、横から持っているケースが多いです。この構造から合理的に考えれば、大東流は「上がる」のが普通で、合気道は「押し込む」のが普通の気がします。

実際、あまり押し込む事をメインにしている感じはありませんが・・・・・・

ベンチマークなのか?養成法なのか?

合気上げにせよ、呼吸法にせよ、現在の自分の状態を確認するためのものなのか、それとも何か(合気道では通常呼吸力かと思いますが・・・)を養成するためのものなのか、疑問が尽きないところです。仮に、座り技の呼吸法を稽古しない場合、全く呼吸力が伸びないのかと言われると、そのようには感じないからです。普通の技を稽古していても伸びる気がしますし、武器の素振り等でも伸びると思います。

むしろ、呼吸法を稽古した時に、このくらいの呼吸力ならこのくらいの状態になる、というようなベンチマーク的な役割を感じるのは僕だけでしょうか・・・・。

いずれにせよ小手が強くないと

相手を浮かせるにせよ、押し倒すにせよ、小手が強くないと問題であることは共通だと思います。浮かせるなら、釣り上げる(押し上げる)ことのできるような小手が必要ですし、押し込むなら、それに耐える小手が必要になります。

例えば、梃の使い方を説明する際に、武器を掴ませて説明する事が有りますが、あれも、武器が固いから可能だという話ですよね。タオルを持たせて梃を説明するような事は無いと思います。

このような点から「小手をしっかり鍛えるために座り技の呼吸法を稽古する」を強調的にやってみようかと思います。座り技の呼吸法が一番小手を意識する稽古ですからうってつけだと思います。

 

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