合わせ法の稽古方法

まずは、この日の稽古内容です。

剣術
素振り1~7・合わせ1~4.4の組太刀
体術
攻撃方法13種、入り身2種、技の形、座り技呼吸法

合わせ法の方法

合わせ法の型は簡単です。

  1. 相手が振りかぶって切りこんでくる
  2. そこを、一足右に躱して、相手の手首の前に剣を切り下す。

これが合わせ法の1本目です。とても単純な動きですし、相手の切込みをぎりぎり見切って躱すというような必要もありません。右に十分によけて振り下ろせばいいのです。

相手の剣を躱す稽古ではないため、実戦的に考えれば意味の無い行動のように見えます。しかし、本当はとても難しい事を稽古しているのです。「合わせ法は奥義の類」という言葉も耳にしたことが有ります。

合わせ法の条件

合わせ法には守るべきルールがあります。普通に考えれば、守る事のできない難しいルールで、次のような内容です。

  1. 振りかぶりから切りおろしまで、完全に一致して動くことを目指す。
  2. 剣先を振り下ろす場所は決まっていて、必ずそこに振り下ろす。ただし、腕を伸ばしたり縮めたりはできない。あくまでも、間合いの調整で常に同じ場所へ振り下ろす事。

これが何を要請するのか?

  • 振りかぶりを同時に行う事を目指すため、起こりを感じる力が必要になる。
  • 間合いを一定にする必要があるため、相手の強弱を感じ取る力が必要になる。
  • 間合いを一定にする必要があるため、足を十分に使える必要がある。

つまり、知覚感覚の養成に繋がるのが『合わせ法』の稽古です。見て反応する事では無く、感じる(予想する)事で動く稽古です。

一番難しいのは、同時に振り上げるという事です。相手の目を見てなんとなくタイミングを掴むしか方法がありません。これができるという事は、相手の拍子が掴めているという事です。もし、百発百中で合わせる事ができる人がいたら、恐らく襲う事ができません。

僕自身も、上手く合ったと感じる事は大変少ないですが、重要性は良くわかります。根気よく稽古を積むしかありませんね。

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