集中的に1教を覚えよう

まずは稽古内容です。

剣術
素振り、4の組太刀、変化1・2、合わせ1・2・5
体術
各種攻撃方法の認識と1教

合気道の抑え技

合気道の抑え技でメインになるのが1教~4教です。基本技として位置づけられており、昇級審査などでも早い段階で問われる技となります。

それぞれに表・裏の2パターンが存在するので、単純にいえば4×2=8種類が存在する事になります。この8種だけであれば単純なのですが、相手の攻撃方法によって技への入り方が変化するため混乱を生じます。

攻撃方法の種類

基本的な攻撃方法は次のようになっています。(もちろん全てではなく基本です)

まずは、これらの攻撃方法を身に着けておく必要があります。道場稽古のみに任せていては意外と伸びないので自分で稽古しておく必要があります。

正面打ち
横面打ち
突き
片手取り
諸手取り
斜め片手取り(諸手もあり)
両手取り
袖取り
肘取り
肩取り
胸取り
後ろ両手取り

諸手のケースも考えにいれると13種の攻撃方法になります。

これら攻撃方法に対して、上記のように技が8種類存在するので、単純に計算すると13×8=104種類が1~4教の基本となります。104??意外とありますね (^_^;)

まずは、各攻撃方法を1教(表裏)に取る方法を覚えよう

もちろん、最終的には104種類扱えるようになるのですが、初めに習得すべきなのは上記の基本攻撃法全てに対する1教表裏の入り方です。つまり13種(攻撃方法)×2種(1教表裏)=26種類の技をマスターします。これがとても重要です。

この26種類を覚えてしまえば、104種類のうちの80種類を覚えたのに匹敵します。その理由は次を読んで頂けると理解いただけると思います。

さらに正面打ち2~4教を稽古する

1教に続いて、1種(攻撃方法)×6種(2~4教表裏)=6種類の技をマスターする事になります。

ここで重要なのは、2~4教の基本技は、1教からの移行技であるという点です。13種の攻撃方法を1教に取る稽古をしておけば、あとは2~4教への移行方法を知っておけば良いという事なのです。

つまり、26種類の1教を知って、6種類の移行方法を知っておけば、104種類の技が扱えることになります。このように、合気道においては、重要なパーツに注力して覚えていくことで、効率の良い技の習得か可能な性質があります。

型の多さに惑わされずに集中的な稽古をなさってください。

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