毎年恒例の鞍馬寺奉納演武会

050当会では、毎年鞍馬寺の本殿前で演武を致します。いつもそうなのですが、桜が咲いており、他の団体が琴の演奏などを行っている中での演武会なので、ものすごく日本的な気分がします。

演武の目的は『奉納』です。その為、ギャラリーに見せるものとは少し趣を異にしますが、精一杯演武させて頂きました。

僕は、『組太刀の受太刀』『師範演武の受け』をさせて頂きました。組太刀の受太刀をやるのは大変恐縮してしまいます。僕にとっては、それが一番神聖な型という位置づけだからです。

大学時代、同じ奉納演武で打太刀をさせていただきました。あれから10年以上の時間がたち、今度は受太刀をやっていることを考えると、時間は確実に経過していることを感じます。鞍馬寺の存在や雰囲気、演武の雰囲気などは昔のままなので、余計不思議に感じました。

経験しておきたい石畳の上での受け身

鞍馬寺の演武では本殿前の石畳の上で受け身を取る必要があります。余計な怪我を避けるため、飛び受け身は使わないように受け身を取るのが基本です。個人的には、後ろ回り受け身も使わない方が良いと思います。

受け身を取ってみるとわかりますが、石畳は全くショックを吸収しません。普段なら体育館の床での受け身も痛いのですが、石畳に比べたらクッションのように感じます。受け身について、日頃から丁寧に稽古しておくことの必要性を強く認識させてくれます。

年に一度くらいは石畳や道路などでの受け身の稽古しておくと良いでしょう。畳の上でしか取れない受け身では咄嗟の時に身を守ることができません。鞍馬寺での演武は丁度良い機会になると思います。

夜は滋賀支部の稽古でした

内容だけをまとめておきます。

剣術
素振りの5、5の組太刀
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、片手交差取り1教表、入り身転換投げ、座り技呼吸法
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