握りと手首・・・

結構暖かくなったかなと思ったら、またまた雪で寒くなりました。

でも、雪が残っている状況の割には、B&Gの2階は暖かかったです。

前日に、草津の近鉄百貨店に用事があり行ってきました。彦根周辺から草津まで、そこそこ雪が降っていた為、日曜日の稽古は寒くなるだろうなぁ・・・・と予想していたのですが、当日は暖かくて良かったです。

まあ、主観的なものだと思うので、「ものすごく寒かった・・」という人もいらっしゃるとは思いますが・・・。

稽古内容

杖術
素振り1~10、左右転換、組杖1、杖取り
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技片手取り一教裏、片手取り2教裏、横面打ち小手返し、座り技呼吸法

握りの重要性

合気道の技は、型は違っても手の握り方が共通していることが多いです。

基本は『剣の握り』です。

よく目にするのが、自分の手首を曲げて、必死に相手を捻じろうとして掴んでいるケースです。

合気道の場合、あまり手首を使って技を掛けようとするのは良くないだろうと思います。手首を使うと、手首の位置で丹田からの呼吸力が停滞してしまいます。そうなると握力と腕力のみで技をかける必要が生じてしまいます。

手首は曲げずに使うのが基本と考えましょう。

手首を曲げない方法

道場では、「まずは小手をしっかり開いて・・」と習わないですか??

これは意外と守られることの無い教えなのですがとても重要です。

指を張って手をしっかり開いた状態を作ると、手首も固定される事にお気づきでしょうか?これが手首を曲げて使わない事の基本になると思います。

ただ、このままでは掴み技の際に利用できません(指を開いたままでは握り込めないからです)。

そこで、指を開いて手首を固定した際の手首付近の感覚を覚えて、指を動かしても手首がそれなりの強度を保つように訓練します。そうして、手首を緩めない握り方が出来上がります。

ただ、この出来上がった握り方は剣の握りとそっくりなのです。

つまり、良い握り方を身に付けるには、①体術的に難しい感覚と筋肉の操作をする方法と、②素振りを沢山稽古する方、が有るのです。

どちらからアプローチするか悩ましいところですね・・・。

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