ちょっとしたことに目を向ける工夫

最近、木刀の違いにちょっと注目しています。

木刀と一括りに言っても、使う木刀によってちょっとずつ何かが違います。

ぱっと持ってみて、ちょっと見てみて、どのくらい違いが感じ取れるかを試しています。

木刀には色々な種類があって、重さも形状も様々です。

バランスや厚み、材質、素振りの目的も大きく異なることが多いです。

量産される木刀の場合、同じ種類の木刀なのに少しずつ感覚が違う場合もあります。

色々な木刀を観察することで、自分に合った、素晴らしい精度の一本を見つけることもできるかもしれません。

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同じ種類の木刀でよくある違い

単純に、木刀の切っ先のところを確認してみてください。

意外と左右対称ではありませんし、木刀によってズレ方が違ったりします。

はじめは全然気にならないのですが、慣れてくると気になることがあります。

もちろん、ハッキリと体感できるほどの違いは生じないのですが、なんとなく気持ち悪く、なんらかの、微妙な軌道変化でもあるのだろうかと考えてしまいます。

異なる種類の木刀でよくある違い

重さと刃の部分の形状の違いです。

木刀(あくまでも刀型のもの)の重さが違うと、基本的に刃の部分と握る部分の形状が変わります。

木刀の形状を変えたというよりは、軽くすれば薄くなり、重くすれば厚みが出て丸太のようになる、という話です。

素振りの目的にもよるのですが、仮に剣術の稽古を強く意識して素振りをする場合、刃の部分が鋭い方が感覚を磨きやすいでしょう。

木刀を真っすぐに振るという行為は、要するに、刃が真っすぐに下がることを意味しているのですから、刃がどのようになっているかに集中するのは当然です。

そもそも、上手く空を切らない形状の木刀であれば、気持ちよく素振りができないのもあたりまえです。

特に、力を抜いて木刀を振り下ろす場合には、空を割くという部分を刀に委ねるような気がするので、自分が持っている木刀の刃の部分の状態については、理解しておくことが大切だと思います。

また、色々な木刀をパッと持った時に、その木刀について理解できることも重要だと思います。

持った木刀によって、ねじ伏せるような素振りが必要な場合や、木刀を邪魔しない、活かす素振りが必要な場合など、自分の引き出しを増やしておく必要もあるでしょう。

木刀などの道具についても、難しく考えたり、単純に考えたりしながら、ちょっとずつ研究を進めてまりましょう。

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