手解き(てほどき)

かなり寒くなってきました。

寒くなると鼻炎が悪化するのですが、合気道をするとしばらく調子が良くなります。きっと、気功のような効果があるのでしょう。

毎日、一時間くらい稽古できる環境を作ることができれば最高なのですが、なかなかそうもいきませんね・・。

さて、この日の稽古の内容です。

杖術
素振り2つ、5の組杖、陰陽進退
体術
胸取りの四方投げ、胸取りの小手返し、両手取りの入り身投げ、両手胸取りの呼吸投げ、座り技呼吸法

組杖の稽古をするために、2つの素振りを行いました。

片手下段返し と 片手八字返し です。

組杖の5については、この2つの素振りを使用します。

ちょっと、間合いのコントロールが難しくて、叩けてしまう感覚が強い型です。

相手の力量が不安なら思いっきり稽古するのが難しい型なのですが、繰り返して稽古して、慣れていくしかありませんね。

手解き(てほどき)の稽古

20130915_204743現代社会での護身術には、相手に手首を掴ませる稽古は合っていないのかもしれません。

しかし、武器技の稽古をすると、掴まれた手を解く事は基本だという事が良くわかります。

武器技中心の古武道では、手首などを取られて武器を封じられた状態から、手を解いて動きを取り戻すことを初めに習うと聞いた事があります。

これが、『手ほどきを受ける』の語源なのだそうです。

初めに習うのですから、最も重要な技法だと言えます。

もちろん、ただ手が解ければ良いというものではありません。

相手に時間的な猶予を与えたり、解いた途端不利になるような解き方はご法度です。

より有利に手を解く必要があるのです。

色々な技の中で登場するので、色々研究してみてください。結構奥が深いし、楽しいと思います。

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