呼吸法の重要性とは?

2017年6月24日

呼吸力養成法の話では無く、呼吸法の話です。

もっと具体的に言えば「腹式呼吸」です。

僕が教えてもらった腹式呼吸の流れは次のようなものです。

  1. 息を大きく吸って腹に入れてください。
  2. 腹に入れた空気をさらに下腹部に押し込んでください。
  3. 丹田部分に空気の溜まりを感じ、内側からの圧迫感を感じてください。
  4. 最後に、息を吐きましょう。

ポイントは次のとおりです。

  • 息を吸っても肺を膨らませないこと。
  • 吸う事でお腹が膨らむようにすること。
  • 丹田に下げたら丹田が膨らみ、お腹の膨らみが無くなること。

これを教えると、たいていの人は感覚がわからないようです。

だって、腹って、物理的に空気が入らないですものね。

胃は空洞だから入るかもしれませんが、普通ゲップになってしまいますよね。(^_^;)

丹田に至っては、臍の下数センチのところです。

空気を入れる場所なんてあるのでしょうか?? 

まあ、胃から腸へと空気を落としたと考える事はできるでしょうが、直線的には落ちませんよね。

上記が感覚的に認識できる僕でも、理屈のうえでは、実際に呼吸が丹田まで降りているとは考えておりません。(^_^;)

でも、感覚的には落とす事が可能なのです。

物理的には変な話でも、感覚的には現実にして利用することができるという、人間の能力の凄さについて強調しておきたいと思います。

丹田の呼吸意識の正体とは??

では、僕は丹田の膨張感覚をどうやって感じるのでしょうか・・・。

やはり、何らかの筋肉の使い方と、その感覚だと思います。

要するに、呼吸のイメージを利用する事によって、普段意識しない筋肉の操作感覚を養成したのだと思います。

その証拠に、今は呼吸を無視しても、丹田を膨張させる事ができます。

これは、体中の色々な場所を使って実現できそうな感覚用法ですね。(^_^)

膨張とは張り??

20170221_193306今では、丹田の膨張は張りという感覚として認識しています。

これは、実は小手を使った時の腕の張りと共通の間隔です。

手首や腕を、内側から膨張させ、張りを持たせたような感覚と同じなのです。

僕が「腕を張ってください」と言った時は、単に、手を開いて腕の筋肉を固めるだけでは無く、内側から膨張しているような感覚を伴わないといけない、と思っていただければ理解しやすくなると思います。

慣れてくると、手を開こうが、握ろうが、腕を張るという感覚は作り出すことができますが、手を握る動作の方は、張ったイメージを持つのが難しくなるので、ご注意ください。

握るという動作は、どちらかと言えば、自分の内側に向けて力を込めるという印象を持ちます。

そのイメージだと、張りは皮膚の方へ向かず、骨の方に集約される感じになります。

まあ、あんまり変わらないのかもしれせんが、結構イメージというのは大切でして、自分の動きや感覚と、イメージとのスリ合わせを行っていただければと思います。

こういう繊細な感覚を積み重ねていくところが、合気道の醍醐味の一つです。

小さなところを無視しない稽古をしていただければと思います。