柔道の「空気投げ」は合気道と同じか??

先日、女性会員の一人が合気道と柔道の違いについて話していました。

技術体系が全然違うと思うので、比較する事に意味が無いと思うのですが、その話の中で興味を持った部分が有りました。

その興味を持った部分というのが次のような内容です。

「三船先生の空気投げは合気道の投げにそっくりです。あれは合気道なんじゃないかな??」

mifune

こんな発言です。

で、どのような投げなんだろうと思い内容を確認してみました。それが、冒頭のyoutube動画です。

ちょうど5秒~20秒くらいのところで出てくるのが空気投げでしょうか??

2017.2.20 追記

著作権侵害とかで動画が消えていました。(^_^;)

youtube で「空気投げ」と検索すれば、色々動画が出てきますので、確認ください。

合気道にも「胸取りの呼吸投げ」という技がありますが、それに良く似た技ですね。

確かに合気道の投げとよく似ています。

というか、合気道の投げが柔道の投げに似ているのかもしれませんね。(^_^;)

ただ、柔道として使われている技は、やっぱり柔道の技だと思います

きっと似て非なるものなのでしょう。

目次

合気道の投げとは?

柔道の投げがわからないので、個人的に考える合気道の投げの原理を説明すると、呼吸力で上げて、重力で下げるというのが合気道の投げだと思います。

顔から、又は、後頭部から地面に落ちるように、相手を真下に下げるだけと言うのが合気道の投げでしょう。

もちろん、相手が宙に浮き上がる必要もなく、相手が回転する必要もありません。

有効な投げという概念が無いため、相手がどう落ちようと関係ないのです。

要は、ダメージができるだけ大きくなるように地面に叩きつけるという事がポイントです。

ただ、受け身の側は、それで怪我をしているわけにはいきませんね。(^_^;)

そこで、投げ始めから顔面などが地面に着いてしまうまでの間に、自ら跳ねて受け身を取ってダメージを逃します

これが飛び受け身の存在意義となります。

逆に言えば、本当にダメージを与えたい場合は飛び受け身を封じて投げる必要が有ります。

こういう研究は稽古の中では致しませんが、自分自身で常に考えておく必要が有ります。

場合によっては、事情を説明して、技を掛けさせてもらう事も必要かもしれませんが、その際には、何らかの方法で安全を確保する事をしっかり行って欲しいと思います。

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