女性陣の成長が目覚ましい

この日は、新しい見学・体験の方がありました。

二週連続ですね。いつも思うのですが、人間が何かを始めるタイミングは同じような時期になる事が多いようです。このサイトを見ている人の中で、合気道を始めようか迷っている人は、是非一度お訪ねください。丁度良いタイミングのようです。

では、この日の稽古内容です。

剣術
素振り、組太刀2
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、斜め片手取り1教表裏、入り身投げ表、座り技呼吸法
目次

女性陣の成長が目覚ましい

最近、女性会員が大きく伸びている感じがします。

20160427_200107しっかり土台も養えてきているし、技に対する理解も進んできたのと、武器術時の姿勢なども良くなってきました。武器技が伸びているので、もちろん動きの良さも増しています。

合気道の姿勢とは、要するに剣術の姿勢です。

体術のみを稽古して、それなりの時間を合気道に費やしてきた人の姿勢を目にしたことが何度も有りますが、同じ時間を剣術に費やした人と比べると姿勢を意識されていないように思います。

特に思うのが背筋です。背筋が立っておらず、斜めに(あるいは丸まっている)なっているケースを目にします。

小さな力で相手を動かすために

女性の場合、小さな力で相手を動かす事を考える必要があります。

その場合、力をつける事も大切ですが、力を上手く利用する術を学ぶ方が手っ取り早い気がします。上手く扱えるようになれば、無理な肉体改造などをする必要もありません。

まず、僕がおすすめしたいのは、姿勢と力の方向を意識的にコントロールする事です。

背筋が立たず、下を向いてしまっている人の場合、力は斜め下に向かって流れます。

通常、人間がその場に踏みとどまろうとする場合、足を使って踏みとどまります。その時一番簡単なのは、足に向かって上から力が流れてくるケースです。まさに、斜め下に力を流してしまっている人がこれです。

相手を攻める時に、考えなく地面に向かって力を流してしまうと、相手にさほど頑張られていないにも関わらす、全く責めることができない状態になります。(地面とバトル状態です)

ところが、背筋が立っている状態で相手に向かっていくと、力は真横か、やや斜め上に向かって走る事になります。

そうなると、足に向かって力が流れない地面を使う事もできず、同じ力の強さなら、地面に向かって力を流すよりも相手を動かす事が可能になります。(合気上げの理屈なのでは無いかと思います)

まとめると、「力が上に向かって出るように移動ができる姿勢」と、「下に向かって出るように進む姿勢」の2つを身に着けて、相手の足がある場所なら上に無い場所なら下に、と力の流し分けができれば良いわけです。

しかも、その流し分けは姿勢のコントロールで行うべきで、さらに、両方の姿勢は、ある剣術の中に両方存在していると思います(これは仮説です)。

今度、機会があったら、そこのところを詳しく説明して、滋賀道場の方に鍛錬してもらおうと思います。実際に効果が出るかどうか、実験と研究です。

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