斜め片手取り四方投げ

2017年6月24日

杖術
素振り1~15、合わせ(陰陽進退)
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、斜め片手取り四方投げ、片手取り四方投げ、横面打ち四方投げ、座り技呼吸法

斜め片手取り四方投げについて

20130915_204801現実には選択しない方が良い技だと思います。色々と理に合わない部分が多いのです。

もし、ある程度でも理に合った使用状況を考えるのであれば、手のひらを上に向けている時に取られてしまった、という状況設定になるでしょう。

手のひらが下を向いている状態で取られた場合、単純に言えば、掴む対象物(相手の手首)が逆にある状態になります。

この点は、投げに入るまでに上手くごまかさなければなりません。掴ませたままで投げるという選択肢もありますが、構造を考えれば、投げ終わるまで相手が掴んでくれている可能性は極めて低いでしょう。

やはり、掴まれていない方の手を上手く利用して、相手の手が極力外れないように小手を回転させつつ、相手の手首を掴む事が必要になります。

また、通常の四方投げと、自分が相手を掴んでいる手の内側・外側が逆になります。上手く脱力できないと内側の手が邪魔になるか、殆ど意味が無い程使えていない状況になります。しっかり、内側の腕としての役割を果たしつつ邪魔にならない操作を身に着ける必要があります。

審査で問われた際にはセンスがものを言う

以前書かせて頂いたように、型稽古には、結論が同じになるように微調整をする技術を伸ばしている部分があると思います。そういう意味では、微調整のセンスを知る上では、このような矛盾の多い技はうってつけなのかもしれません。

まず、気を付けたいのは、このような強引な技はむすびの維持が難しいと思いますので、気の流れ(体内の)がバッティングすると簡単に接点が切れてしまいます。

そこで、自分なりに流れを見極めて、同方向性を考えながら、できるだけ力がぶつからないように流していくことを考えていけば良いのではないかと考えます。

相手の動きが、極力自然になるように考えながら、それに上手く合わせて技にもっていく必要があるでしょう。

とても良い題材になる技なので、是非、シュミレーションを繰り返して、より良い方法を探ってみてください。