理合を知る事

2017年6月24日

この日は、ブラジルからファビオさんが稽古に参加してくれました。facebookで友達になったものの、会える可能性は低いだろうと思っておりましたが、会う事ができてとても嬉しかったです。

2015.6鳥居本町は何にもありませんから、普通なら彦根でお会いするべきなのでしょうが、こちらの予定に合わせて出向いてくれたのです。

とても親切そうで、さわやかな人でした。今後も機会があったら一緒に稽古してくれるそうです。いつでも大歓迎いたします。

また、新たな見学の方もお越しになりました。高校生で、まじめで好印象でした。ばたばたしていたので、色々気が回らなく申し訳なく思っております。楽しんで貰えたか心配しているところです。

この日の稽古内容です

杖術
素振り4本、合わせ(左右転換)、組杖1、剣対杖1
体術
体の転換、立ち技の呼吸法、座り技の1教、小手返し、座り技呼吸法

理合で判断する

基本技はしっかり相手を掴みましょう。この点については、掴まない方が良い、という師範もいらっしゃいます。どちらが正しいのでしょうか??

僕が考えるのは「勝負というものをどのように捉えているか」が違うのだろうと思います。

基本は掴みましょう!というのは斉藤先生や樋口先生の教えです。

斉藤先生は「通常相手は掴まれたら振りほどこうとする、そこでバシッと掴んで逃がさないようにするのが基本である。」と話していました。

逆に、掴まないという話をしていた先生は、お名前を覚えていないのですが「相手は向かってくるのだから、変化に合わせて抑え方を変えていけば掴む必要はない。」というような話でした。

要は「相手は、逃げたり攻めたりしながら、攻撃してくるものだ。」という考え方と、「相手は猛烈に攻めてくるものだ、仮に逃げたら追わない。」という考え方の違いなのだろうと思います。どっちの敵も存在しそうですね。(-_-;)

ここがポイントです。敵の性質や状況を想定せずに、同じように考えて技を見てはいけないのです。

僕は「敵は基本的に攻めてくるが、自分が不利にはならないように、まずい時には一旦引き、有利な時にまた出てくる。」と考えているのと、「相手が何度攻めてきても常に守りきれるという実力が無いので、相手を掴めるというチャンスをものにした時は、きっちり抑えておきたい。」とも考えるので、やはり基本はしっかり掴むようにしたいと思います。

でも、ずーーーとレベルアップしたら、相手によっては掴まないという技法も扱えると良いですね。

技の形が指導者によって違う場合、その背後にある「理合」というものをしっかり確認して、後悔の無いように型を選択していきましょう。もし、どっちも納得のいく理があるなら、いずれは両方扱えるようになりましょう。