基礎の前の基礎

この日は、京都と滋賀の両方で稽古がありました。

滋賀の方は参加者が少なかったので、少し重要なお話をさせて頂きました。

京都の稽古

剣術
合わせ法1~5、剣対杖2本
杖術
素振り、31の組杖(1~21)

滋賀の稽古

剣術
素振り7本、合わせ法1
体術
体の転換、各種基礎説明

組杖を全部覚えよう!!

何事も、早く型を覚えてしまう事が大切ですね。型を覚えるという事は、とりあえずスタートラインに立つという事です。そこから、各動作の意味を突き詰め、どのような状況ならどう動くべきか、という理合いの研究に入るわけです。

合気道が理合いを求めている武道である以上、はやく理合いの研究ができる体制を作る事がとても重要なので、ゆっくりと・・・などと言わずに、進むときは進んでしまう方が良いだろうともいます。皆さん一緒にがんばりましょう!!

基礎の前の基礎

合気道には基礎の前の基礎というものが存在します。

例えば、当道場では、手を開く事、爪先を使う事、掴み方・・・・、などです。どこの道場にも必ずあると思います。

でもこれ、意外と色々な方が無視しています。僕自身も無視してしまっている原則がたくさんあると思いますので、気を付けてきちんと身につけたいと思いますが、そもそも何が基礎の基礎なのか自分で掴むのが難しいですね。僕が認識した分は、どんどん教えていこうと思います。今回の稽古ではそこをお話させて頂きました。

基礎の基礎はいくつかの単純な動作です。単純ですが原理や原則を支える欠かせない動作です。

単純なので本当はその動作だけを鵜呑みにすれば良いのです。しかし、多くの人がどんどんズレてしまう現状を考えると、どうしてその動作が基礎なのかという背後関係をしっかり知って、不用意に変化させないように認識しておく必要があります。

例えば、体の転換など、ちょっとした違いで技の意味が変わってしまう事も経験しており、小さな基礎の重要性を認識させられます。

もちろん、この基礎の基礎は道場によって違うかもしれませんが、自分の道場の不変の基礎の基礎を見つけて、早めに身に着けることはとても重要な事だと思います。

みんな先生に確認して頑張ってくださいね!

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