撞木足と地面

2016年2月2日

この日の稽古内容

杖術
31の組杖1~3
体術
撞木足を使ってあれこれ

撞木足の重要性

相手との結び、圧力、対抗力、呼吸力、など、合気道の重要な要素を生み出しているのは撞木足にあります。

撞木足では、後ろ足が進行方向に向かってがっちりと地面に食い込んだ状態になる事が必要で、その反動を利用して丹田を強く前に出します。ちょうど、地面と腰が繋がったような感覚になります。

確か、塩田剛三先生が著書の中で似たような話をされていたと思います・・・・・。

慣れてくると、普通に立っても同じ感覚で使うことは可能です。しかし、はじめから普通の立ち方で稽古しいくと、この感覚をつかむのには相当の時間を要するでしょう。

なぜなら、普通に立った状態で後ろ足を地面に噛ませる行為というのは、通常、爪先を踏み込む動作になるからです。

これだと、どうしても踵が上下してしまい、ふわふわして、爪先の踏込の反動はわかっても、地面と繋がる感覚がなくなります。つまり、爪先がクッションになって感覚の邪魔をします。

そこで、撞木足を利用すると、爪先を使わない踏込の感覚がわかるようになると思います。

注意点

ソの字レの字、の足になるのをご注意ください。これだと、爪先の踏込は大きく減らすことが可能になりますが、後ろ足の食い込みの反動が正面に進みません。おそらく、土踏まずの方向に出てしまいます。

丁度、逆ハの字で走っている子供を思い浮かべてください。爪先が進行方向に向かない為、まっすぐに進む勢いが殺されてしまいます。

これが呼吸力の場合は、相手が上手く崩れなかったり、下手をすると効果がないという状況になる事が予想されます。

正しい撞木足を身に着けて、じっくり稽古に取り組んでください。